穆然でかけたい、でもかけ辛い、名盤達。

No.2

 

Out to Lunch / Eric Dolphy
Freddie Hubbard (tp) 
Eric Dolphy (as,fl,bc)
Bobby Hutcherson (vib)
Richard Davis (b)
Anthony Williams (d)
 
  あらためて知った、ドルフィーが亡くなって、41年にもなった。そしてこのアルバムは死の4ヶ月前に吹き込まれた。あ〜、ドルフィーに会いたい、彼のライ ヴを見たい、そのために、オーディオにハマった。40年以上たった今も色褪せない強烈な個性、爆走するブローの中に光る深い知性。このアルバムでは、他の メンバーも彼を好く理解し、一つの個性の塊になって、空間を切り裂く。ん〜、多くのジャズファンが避けて通る、このアルバムに、まだ18才だったトニーが 好い仕事をしている。天才としか言いようが無い。

 

 
No.1

 

OM / JOHN COLTRANE
JOHN COLTRANE (ts) 
PHAROAH SANDERS (ts)
JOE BRAZIL (fl)
McCOY TYNER (p)
JIMMY GARRISON (b)
DONALD GARRETT (b)
ELVIN JONES (ds)
 
  コレを好きな人を見つけない限り、一人の時にしか聴けない、悲しい定を背負った名盤中の名盤! この頃のコルトレーンは聴衆の為というより、小乗的なアプ ローチで音楽に接しています。怖がらずに、ともかくA面B面を通して大音量で聴いてほしい。「OM」とは密教の真言で、全ての始まりの言葉と聞きました。 また、正しく美しく発声するためには、相当な修養を積まなければならないとも。コルトレーンはサックスでこの「OM」を凄まじいエネルギーで、発声しよう としているのです。