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Jazz Archive
12月21日 一斗二升五合
- 2008-12-21 (日)
- Jazz
片町で「酔豚」という店を経営していた頃からのお客様に、『穆然は開店して何年になるの?』と訊かれ、『16年目になります。』といった様な会話をした数日後、『15周年経て 一斗二升五合』というメッセージカードが添えられた立派なお花が届けられビックリ!
一斗は、五升の倍で「ご商売」
二升は、升升で「益々」
五合は、半升で「繁盛」
『ご商売益々繁盛』の意。
日本語は、粋で素敵ですね。
忘れていた日本語の遊び心を思い出させてくれたお客様に、感謝です。
お陰様で、本日 穆然は16周年を迎える事ができました。これまで支えて下さった全てのお客様に感謝を申し上げますと共に、17年目の穆然を、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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朝子のひとりごと 3〈毎日がジャムセッション〉
- 2008-12-19 (金)
- Jazz
店にピアノが在るからか、時折「ピアノ弾くの?」「唄うの?」とか訊かれます。「何も演奏できないし、唄えないけど、毎日いい演奏を聴いて楽しんでいます。」と私。
先日、久しぶりに1998年創刊の季刊誌「ヒトビト」の創刊号を読み返しました。
今は亡き、ヨークのマスター奥井さんのインタビュー記事が載っていました。
「毎日同じ日がないという愉しみを知り、同じ客が来ても同じ愉しみは生まれないけど、別の愉しさが生まれ、毎日がジャムセッションなんだ・・・。」
そうなんです!! 私もお客様の喜ぶ反応見たさに、いろんなレコードをかけては愉しんでいる。セッションしている?!
穆然で16年間ジャズをかけて来て、少しはジャズのレコード演奏家に近づけたかな。
因みにヨーク片町は1969年12月22日開店と記載してありました。偶然にも、穆然の前身「酔豚」は1985年12月22日開店で、穆然は1992年12月21日。縁を感じてしまいます。ねッ、奥井さん。
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ドルフィーを聴け! vol.1
- 2008-12-07 (日)
- Jazz
昨日の深夜、帰路の車中のラジオから懐かしい声が流れてきた。故岡本太郎氏の講演の模様らしい。
往年の噺家のような小気味の良い語り口。軽口を叩いている様な口調で、凄いことを言ってのけている。
と、突然忘れていた名言がスピーカーから飛び出してきた。
「芸術は、綺麗ではダメ!上手ではダメ!心地よくてはダメ!」
「何だ、これはー!という驚きが無ければダメだ!」
「綺麗と美しいは意味が違う。」当に!
下手な例えだけど、綺麗なグラスとは、汚れいないグラスという状態を指す。
美しいグラスとはグラスその物の本質を指しているのだと思う。
まるでモンク、ミンガス、ドルフィーを表しているような言葉だ。
また、上手とは、「お手本通り出来たね。」という、お習い事の時の誉め言葉。
更に、岡本太郎氏は若き日の決意をこう述べた。
「人目を気にしては芸術は出来ない。人目を気にしないと、絵は売れないかもしれない。売れなければ、ご飯は食べれない。食べられなければ、死ぬかもしれない。よし、俺は死んでやろう!」
凄いこと決意したものだ。でも、ドルフィーの生き様そのものみたい。ドルフィーが「俺は死んでやろう!」と考えたとは思えないが、結果は残念ながら、そうなってしまった。
死後40年以上経って、ドルフィーの芸術性は更に際だってきたような気がする。
綺麗に着飾ったジャケットに入ったCDには、心地良い曲が上手に演奏されている、昨今のジャズ。癒やしのジャズ。
これで、いいの〜?
「よし、ドルフィーを聞き倒して、よく考えてみよう。」
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朝子のひとりごと 2
- 2008-12-06 (土)
- Jazz
一昨日は、12月だというのに暖かく、地球温暖化が進んでいると危惧していたのに、今日に至っては天気予報通りとはいえ、一転して北陸特有の冬の雷に霰、雪。
この気温差は一体何なんでしょうか!お
異常気象ですね。
さあて、こんな夜は、心落ち着かせる為に「モンク」でも聴きながら、雪見酒かな・・・
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朝子のひとりごと
- 2008-12-04 (木)
- Jazz
東京から出張で来たというお客様が、二日続けて来てくださいました。
以前、同じく出張で金沢を訪れた事のあるJAZZ仲間から教えてもらって来たとの事。嬉しいですね!
紹介してくれた方は、東京での行きつけの店と、ローランド・カーク好きであると言うことで、7月にご来店のM氏と判明。
Mさん、ありがとうございます。
早速「THE INFLAND TEAR」をかけました。
転勤族だという、そのお客様曰く、過去に「ローランド・カーク」が、かかった事のある店は一軒だけだったそうで、とても喜んで下さいました。
カークをかけるお店は他にもいっぱいあるとは思いますが、少なくなっているのかもしれません。
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朝子のジャズヒストリー
- 2008-09-11 (木)
- Jazz
友人に無理矢理ジャズ喫茶に連れて行かれ、ジャズというものに出会ってかれこれ20数年になりますが、最初はひどかった。自発的にではなく、これまた無理矢理聴かされている訳で(半ば拷問?)なんだか重苦しくて難しい曲ばかり(今から思えばミンガスにドルフィ、ローランド・カーク辺りか?)。誰の何という曲であったかも当然分かっていない有様。なのに、ジャズ喫茶なる場所の怪しげな大人の雰囲気は妙に好きだった。そんな私がジャズの店をしているなんて!?一番驚いているのは、おしゃれ感覚でジャズ喫茶に強制連行した友人よりも、この私かもしれない。 (ママ)
♪きっかけは「奇妙な果実」
店内に、私の大好きなビリー・ホリデーの写真が神棚の様に掛けてありますが、ジャズを聴き始めの頃は、彼女の声質と独特な歌い方がどうも苦手だった。そこへ、以前経営していた店(酔豚=片町)に、よく来ていた女性が必ずビリー・ホリデーの「奇妙な果実」をリクエストしてくる。詩の内容も然ることながら、毎度毎度聴かされたのではたまったもんじゃない。それがある時、何の前触れもなくスーツと私の心に響いてきた。何故だか分からないけど、きっと何度も聴かされているうちに、理解しようという感覚が無くなったからなのでしょうか?この時を境にジャズもビリー・ホリデーも好きになりました。それにしても、あの女性は一体どんな心境でリクエストし続けていたのか?嘆いているのか歌っているのか?そんなビリーの歌にきっと何かを求めていたのでしょうね。私の恩(音)人です。
これもお勧め!
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大好きなレコード (1)
- 2008-09-10 (水)
- Jazz
White Cover: Eric Dolphy Quintet
Live On Mount Meru
Eric Dolphy Quintet
“Konserthuset”, 2nd concert, Stockholm, Sweden, November 23,
Sweden, October 22, 1963・・・らしい。
John Coltrane (ts,ss)
Eric Dolphy (as,fl,bc1)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds) たぶんです。
「ママはB面が好きなの?」
「えっ、どうして?」
「何時もB面かけてるよ。」
ある時アナログプレーヤーのすぐ横を定席にされているお客様から、そう言われました。
無意識ではあったけど、どうもB面を懸けることが多いらしい。
「A面からかけるのが普通で、B面をかけるのは変わっている人。」と言わんばかりに・・・
「A型の人より、B型の人が好きだったりして?」と言われた時には苦笑してしまったけれど、ということは「A型は普通で、B型は変人。それで、私は変人好き。」ということになってしまうではないか。
因みに私はA型だけど、別のお客様から
「ママはB型でしょう?だって変だもん。」と言われた事を思い出し、何とも複雑な心境・・・。
マスターも近頃はメニューにはない「クリームカレーパスタ」や「激辛ミルクラーメン」(辛いんだか、甘いんだか何とも不思議な味)を作っては、お客様に「美味しい。」と誉めていただき、有頂天になって「俺の料理のコンセプトは超A級B級グルメなんだ!」などと言い出す始末。
とまあ、万事そんな感じで、どうもミュージシャンもA級と言われるMILES等も好きですが、超A級なのに、何となくB級扱いを受けているERIC DOLPHYとROLAND KIRKも大好きなのでした。
というわけで、お気に入りの一枚の紹介。
A面とB面の区別が付けずらい
「COLTRANE AND DOLPHY LIVE ON MOUNT MERU WHITE COVER 」
で、あろうと思われる海賊盤。
ジャケットは勿論、ライナーノーツも無く、レコードのレーベル部分も真っ白で、何も書かれて無い。かろうじて、レコードの内側部分に小さく「1」「2」と削られているのみだが、どちらの演奏もとても良い。(ママ)
このレコードでは、コルトレーンとドルフィーの容赦のない凄まじくキレまくった演奏が聴けます。これ程の凄いコルトレーンもドルフィーも聴いたことはありませんでした。この二人の最強の演奏ということは、20世紀最強の演奏!というのは大袈裟ではありません。生きてて良かった!です。
因みに私はAB型でした。(克)
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