朝子のひとりごと 3〈毎日がジャムセッション〉

  • 2008-12-19 (金)

 店にピアノが在るからか、時折「ピアノ弾くの?」「唄うの?」とか訊かれます。「何も演奏できないし、唄えないけど、毎日いい演奏を聴いて楽しんでいます。」と私。

先日、久しぶりに1998年創刊の季刊誌「ヒトビト」の創刊号を読み返しました。
今は亡き、ヨークのマスター奥井さんのインタビュー記事が載っていました。
「毎日同じ日がないという愉しみを知り、同じ客が来ても同じ愉しみは生まれないけど、別の愉しさが生まれ、毎日がジャムセッションなんだ・・・。」
そうなんです!! 私もお客様の喜ぶ反応見たさに、いろんなレコードをかけては愉しんでいる。セッションしている?!
穆然で16年間ジャズをかけて来て、少しはジャズのレコード演奏家に近づけたかな。

因みにヨーク片町は1969年12月22日開店と記載してありました。偶然にも、穆然の前身「酔豚」は1985年12月22日開店で、穆然は1992年12月21日。縁を感じてしまいます。ねッ、奥井さん。